HONDA、独特なポジションにある「N-ONE」を改良 RSは走りを追求し6MT専用グレードに

2025年11月23日 09:32

Honda N-ONE

6速マニュアルトランスミッション専用グレードとなったHONDA N-ONE RS 15インチのタイヤ&ホイールが走りを主張する

 ホンダは、軽自動車「N-ONE」を改良し、11月21日に発売すると発表した。N-ONEは、かつての「N360」を思わせるタイムレスで個性的なエクステリアデザインと、ホンダ車の原点である「N360」から継承する独自のM・M思想に基づく、ミニマルで心地よい室内空間を追求したHONDAらしい独特な個性を発揮するモデルだ。

 今回の一部改良では、全グレードに前方パーキングセンサーと7インチ TFT 液晶メーターを採用氏、同時に「RS」「Premium Tourer」の装備を拡充させている。また、「Original」に特別仕様車「CRAFT STYLE」を新たに設定した。

 CRAFT STYLEは、北欧の世界観をイメージした上品なデザインを基調に、機能性とスタイリッシュなデダインを兼ね備えている。フロントグリルにクロームメッキを施し、ドアミラー、アウターハンドル、ハーフホイールキャップなどにはアクセントとしてホワイトカラーを採用した。

 インテリアでは、インパネガーニッシュに落ち着きを感じさせるウッド調のトープ色を採用。シンプルで温かみのある空間に仕上げた。

 今回の改良で最大のポイント、それはRSを6速マニュアルトランスミッション専用グレードとし、RSの持つスポーティな個性をより際立たせた。また、カーボン調のインパネガーニッシュや、耐久性と適度な通気性を持つウルトラスエードをフロントシートに使用し、レッドカラーのステッチとRSロゴの刺繍を施した。

 さらに、走りの軽快さを感じられるよう、15インチアルミホイールにホワイトカラーを採用。加えて、RS専用表示のタコメーター、シフトインジケーター、車両にかかる力を表示するGメーターなどにより、視覚でも走りを楽しめる。

 また、Premium Tourerは、CVT採用の最上級グレードとして装備を充実させた。大型のテールゲートスポイラーを採用したほか、ホイールを光沢のあるベルリナブラックとした。シートは、高級感のあるプライムスムースを採用し、上質な座り心地を重視した設計とした。

 価格はFF仕様車が177.67万円~217.36万円、$WD仕様車が191.29万円~231.88万円。RSが227.81万円、特別仕様のCRAFT STYLEが188.1万円~202.62万円。(編集担当:吉田恒)