HONDA、832台のホンダS660が鈴鹿サーキットをパレード ギネス世界記録に認定

2025年11月19日 06:16

HONDA S660 Parade

S660のクラブ「S660 Chubu Community」が主催して実現した832台のS660が鈴鹿サーキットの本コースをパレード

 ホンダの2シーター・オープンスポーツで2022年3月に惜しまれつつ生産を終えた「S660」832台が11月15日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)に集結。サーキットをパレードした。

 このパレードイベントは「最大のホンダ車パレード」として“ギネス世界記録(英名:Largest parade of Honda cars)”に認定されたとホンダが発表した。

 S660はホンダが2015年4月に発売し、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂る本格スポーツカーを追求した、軽自動車規格の2シーター・オープンスポーツ。ホンダらしい「走る喜び」の実現を目指して開発され、 2022年3月の生産終了後も多くのファンに愛されており、今もなお全国で大切に乗り続けられている。

 今回のこのイベントは、S660のオーナーで構成されるクラブ「S660 Chubu Community」が主催。S660 発売10周年となる2025年に記録に残るイベントを実現したい、という想いで企画した。

 当日は、全国から集まったS660オーナーに加え、車両の開発や生産に携わったホンダの従業員も参加。合計832台のS660が鈴鹿サーキットの本コースをパレードし、ギネスワールドレコーズ公式認定員の審査により、英語登録名「Largest parade of Honda cars」としてのすべての規定を満たしたのだ。

 これまで同種のギネス記録は、2010年5月9日に栃木県のモビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)で認定された2シーター・オープンスポーツの「Honda BEAT」による569台であり、今回の認定は記録を更新する形となった。(編集担当:吉田恒)