「日本肝炎デー」は「7月28日」に決まる

2011年09月01日 11:00

 厚生労働省の肝炎対策推進協議会は「7月28日」を「日本肝炎デー」にすることを決めた。

 これは国内でB型肝炎に感染していると思われる人が110万人から140万人、C型肝炎に感染していると思われる人が190万人から230万人と推計される中で世界保健機関(WHO)の肝炎に対する取り組みに対応して、国内での啓蒙・啓発推進の一貫として設定したもの。

 厚生労働大臣が今年5月に示した肝炎対策基本指針を示し、国民に肝炎に対して知識と予防意識を持ってもらうために「肝炎デー」を設定することとしていた。

 7月28日はWHOがウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消、感染予防の推進を図ることを目的として、この日を世界肝炎デーに設定し、啓発催事を展開している。

 日本においても、同日を日本肝炎デーにすることが良いとの意見で一致した。

 厚生労働省では「急性B型肝炎(ジェノタイプA)は従来に比べ、感染が慢性化することが多いとされていることをふまえ、母子感染や乳幼児期の水平感染に加え、性行為等により感染する可能性があり、予防策を講じる必要があることについても普及啓発していく」としている。

 厚生労働省によると、C型慢性肝炎患者は28万人、肝硬変・肝がん患者が9万人、B型慢性肝炎患者は5万人、肝硬変・肝がん患者が2万人(平成20年)いるとしている。