日経平均、大幅続落 後場は6万2,800円台まで下落も終盤に買い戻し

2026年07月17日 15:40

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日経平均株価は17日、前日比2,694円42銭安の6万4,141円12銭で取引を終了。後場に一時6万2,800円台まで下落したものの、終盤は買い戻しが入り下げ幅を縮小した。

今回のニュースのポイント

東京株式市場で17日、日経平均株価は前日比2,694円42銭安の6万4,141円12銭で取引を終えました。後場は一時6万2,800円台まで下落する場面があったものの、その後は買い戻しが入り、終盤にかけて下げ幅を縮小しました。外国為替市場ではドル/円が162円台前半で推移し、相場全体は大幅安ながらも後場後半には下げ止まりを探る展開となりました。

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 前場の取引において2,900円を超える急落を見せていた日経平均は、その軟調な地合いを引き継ぐ形で後場の取引を開始しました。後場寄り付き直後には自律反発を狙った買いや、下値でのポジション調整の動きから6万3,900円台まで買い戻されて前引け値を上回る場面も見られましたが、買いの勢いは長くは続きませんでした。市場全体に広がる戻り待ちの売り圧力に押される形で、買い戻しの動きは長続きせず、その後は再び下値を探る展開となりました。

 売り圧力が一段と強まる中、日経平均は13時40分ごろに一時6万2,844円台まで下落し、この日の後場安値を記録しました。前日終値からの下げ幅は一時4,000円に迫る極めて厳しい局面を迎え、節目の6万3,000円台を大きく割り込む格好となりました。前場から続く大幅な下落基調の中、週末を控えた持ち高調整の売りが意識される展開となりました。

 しかし、下値圏に達した後は売り一巡感も台頭し、後場終盤にかけてはまとまった買い戻しが入る動きに転じました。14時40分ごろには再び6万3,200円台へと値を戻し、大引け直前にかけても買い戻しの勢いは加速しました。結局、日経平均は後場の最安値から1,300円近く水準を切り戻し、前日比2,694円42銭安の6万4,141円12銭で一日の取引を終えました。一日の値動きを時間軸で振り返ると、後場だけでも下は6万2,800円台、上は6万4,100円台と1,000円を超える激しい値幅を伴う相場となり、単に引け値のマイナス幅だけでは見えない、一日の取引の中で売り買いが激しく交錯する神経質な展開であったことがうかがえました。

 一方、株式市場が激しい乱高下を見せたのとは対照的に、外国為替市場は比較的落ち着いた値動きを維持しました。ドル/円相場は1ドル=162円34銭近辺と162円台前半で推移し、株式市場のような突発的な下落や急変動には見舞われませんでした。為替市場に一定の安定感があったことで、今回の株式市場の急落は為替要因よりも、週末を控えた需給面の影響が意識された可能性があります。

 日経平均株価は大幅続落となったものの、後場終盤のまとまった買い戻しによって、下げ幅を一定程度縮小させて今週の取引を終えました。後場に一時6万2,800円台まで急落した今回の値動きは、市場に一時的なショックを与えたものの、終盤には一定の買い戻しが入りました。今後は、来週以降の市場がこの急落を短期的な値幅調整の完了と捉えて底堅さを取り戻すのか、それとも手仕舞い売りの連鎖が続くのか、投資家心理の回復度合いが重要な焦点となる見通しです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)