米国株が全面安 日経平均は前日に2,694円安、3連休明けも警戒続く

2026年07月18日 06:15

0205_043

米国株の主要3指数は17日にそろって下落。日本市場は3連休入りし、連休中の海外市場の動向が週明けの東京市場を左右する焦点となる。

今回のニュースのポイント

17日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数、S&P500種株価指数の主要3指数がそろって下落して取引を終えました。前日に日経平均株価が2,694円安と大幅下落した流れを受け、市場では3連休明けの東京市場の動向にも関心が集まっています。日本市場は3連休となるため、次回の取引は21日(火)となります。

本文
 17日の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落する軟調な展開となりました。ダウ工業株30種平均は前日比406ドル56セント安の5万2,146ドル42セントと続落し、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数も361.70ポイント安の2万5,520.24と大幅に値を下げました。大型株で構成されるS&P500種株価指数も76.08ポイント安の7,457.69で取引を終えており、市場全体に利益確定やリスク回避の売り圧力が波及する格好となりました。

 今回の下落の背景には、前日の東京市場の急落に加え、AI・半導体関連株への売りやリスク回避姿勢も相場の重荷となりました。17日の日経平均は前日の終値から一時4,000円近く下落して6万2,800円台まで売り込まれる厳しい局面を迎え、大引けにかけて買い戻しが入ったものの、結局は前日比2,694円42銭安の6万4,141円12銭と大幅続落して今週の取引を終えていました。日米の株式市場が相次いで大きな値幅調整に見舞われたことで、市場参加者の間では先行きに対する警戒感が一段と強まっています。

 今回の下落を経て、日本の投資家にとって今後の焦点は3連休中における海外市場の動向に移ることになります。祝日である月曜日の休場を挟むため、東京株式市場の次回取引は21日(火)となりますが、日本市場が休場中も世界市場は動き続けることから、海外市場の動向が焦点となります。連休中は米国や欧州の株式市場の推移に加え、不安定さが増している半導体関連株の動向、主要国の長期金利の振る舞いなどに注目が続きます。火曜日の取引再開時に東京市場が受ける影響は、この連休中の海外市場が落ち着きを取り戻すかどうかに左右される見通しです。

 一方、外国為替市場ではドル/円相場が1ドル=162円39銭近辺で推移しており、底堅い円安基調が維持されています。為替の一定の安定感は日本市場の輸出関連株などの支え要因になり得るものの、株式市場自体の自律反発力が試される局面であることに変わりはありません。連休明けとなる21日火曜日の日経平均株価は、連休中に海外市場へ波及した売り圧力が一巡するのか、あるいはリスク回避姿勢が継続するのか、海外市場の動向を反映して神経質なスタートとなる可能性が高まっています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)