菅直人総理は16日の自身のブログで「(再生可能エネルギー促進法は)再生可能エネルギーを育てる大きな、はじめの一歩となる法案」と思いをつづるとともに「成立させましょう」と呼びかけた。同法案がエネルギー政策の新しい路線の一歩になるとの思いを伝えている。
菅総理は「先を見すえて」とシリーズで掲載している「次の時代」(再生可能エネルギー促進法)の中で、同法成立に向けて超党派の国会議員202人から署名で要請を受けたことや同法を支持する集会が開催されたことなどをとりあげ、「私にとって初当選した約30年前からのテーマで、ようやく流れがここまで来たのだと実感します」とつづった。
自然エネルギーによる電力を各々の発電者から電気事業者が全量固定価格で買い取る制度は「電力のコストがあがるから反対との声が経済界の一部であるが、意志を鮮明にして技術革新さえ進めればコストは大きく下がるはず」とし、再生可能エネルギー促進法の成立に支持を呼びかけている。(編集担当:福角忠夫)