国内外の各イベントにより被災地を応援

2011年04月07日 11:00

 USENは、USEN音楽放送 ワールドラジオチャンネル「KSSK FM (POP Hits Hawaii)」において、4月11日(現地時間4月10日)にハワイで行われる東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティーライブイベント”KOKUA FOR JAPAN”の模様を生中継放送する。

 このチャリティーライブイベントでは、”KOKUA(ハワイ語で「手助け」「協力する」の意) FOR JAPAN”という趣旨に賛同した数多くのハワイ在住ビッグアーティストたちが一堂に会し、日本のために歌い、祈り、そして募金を呼びかける。当日の模様は現地ラジオ局「KSSK FM」等を通じて5時間に亘りハワイ全島に向けて生中継され、コンサートの収益金と放送を通じて募る義援金は、すべてアメリカ赤十字社を通じて被災地復興のために役立てられる。

 また4月10日、神戸電鉄と神戸新開地音楽祭事務局が、神戸電鉄有馬線有馬口駅から有馬温泉駅間の通常運行列車内において、音楽ライブを行う「ライブトレイン」を運行する。これは有馬川親水広場にて開催される「有馬さくらまつり」に合わせて、有馬の桜散策に出かける観光客へ向けて花見ムードを盛り上げようという狙いと、また5月7・8日に神戸新開地地区で開催される「第11回神戸新開地音楽祭」のPRを兼ねて合同で企画したもの。車両は、今回特別に神戸電鉄の新型車両「6000系」を使用する。当日は、地域とボランティアスタッフによって運営されている「神戸新開地音楽祭」のステージスタッフや公募出演者を中心に編成された7組が出演予定で、応援歌や、”桜”、”春”にまつわる楽曲を演奏し、車内を盛り上げるという。

 なお、このような通常運行列車内での音楽ライブ企画は今回2回目の実施。今年は被災地への緊急支援募金を行うことが決定しており、音楽祭当日の会場のほか、ライブトレイン実施の駅ホームなどでも募金活動を行う。集まった義援金は、被災地に入り支援しているNPOやNGOに直接かつ迅速に届ける「特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム」に送金するという。

 今回の大震災において国内外で様々な支援活動が行われている。遠く離れた地域からの支援が、この苦境を乗り越えなければならない被災者の心に少しでも響いてくれることを願いたい。