エコカー制度無ければ購入しなかった16.9%

2011年02月14日 11:00

 エコカーを購入している人の購入最大理由は環境より燃費の良さで、エコカー補助金がなかった場合、16.9%は「購入しなかった」、49.4%が「購入を先延ばしにした」と回答するなど、節約志向が垣間見える結果になった。

 これはインターワイヤードのエコカーアンケート調査で分かったもの。同社がモニター7681人を対象に自家用車の有無とエコカーの有無、エコカーを選んだ理由などを昨年10月21日から11月5日にかけて実施。その回答を今月12日までにまとめた。

 それによると、77.6%が自家用車を所有しており、このうち14.3%の人がエコカーに乗っていた。

 エコカーを選んだ理由については、燃費が良いからとの回答が79.6%と8割近くが経済性をあげた。一方、環境に優しいとしたのは46%だった。

 調査したインターワイヤードでは「燃費の良さイコールガソリン代の節約と考えられ、ガソリン代を重視した人も多そう」と分析している。
(編集担当:福角やすえ)