ヤマハ発、パフォーマンスダンパーをレクサスCT200hに供給

2011年01月17日 11:00

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トヨタのレクサス「CT200h」にヤマハ発動機のパフォーマンスダンパーが初搭載。同ダンパーがハイブリッド車へ搭載されたのも今回が初めて。

 1月12日に発売されたばかりのトヨタ<7203>レクサス CT200h(ベースグレードを除く)に、ヤマハ発動機<7272>のパフォーマンスダンパーがレクサスブランドとして初めて搭載された。2000年に基本概念が発案されたパフォーマンスダンパーは、2004年4月にトヨタ車の一部に量産品として採用されて以来、ハイブリッド車へ搭載されたのも今回が初めてだという。

 パフォーマンスダンパーは、乗用車の前後主要部に設置する車体制振ダンパーで、車体への減衰要素の付加により車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させ、これによって車体の過大な変形速度が抑制する装置。通常走行時の快適性及び、比較的大きな車体変形を伴う高速走行時においても高い運動性と安定性を両立させることが可能となっている。

 CT200hは車両開発の初期段階から、パフォーマンスダンパーの最適化を実施しており、ハイブリッド車両の環境性能に加えて、優れた操縦性と走行安定性を実現している。