岡田克也民主党幹事長は12日、憲政記念館で開かれた民主党両院議員総会で政治とカネの問題に触れ、3年後にはパーティ券を含め企業団体献金の全面禁止を図るため、この法案を次期国会に提出する準備を進めていることを語るとともに、小沢一郎元民主党代表が政倫審へ出席し、説明をすれば、小沢氏のカネを巡る問題については「ひとつの区切り」になるとの考えを示した。
また、小沢元代表の国会招致への対応を巡り、党内が内紛しているとの指摘について「内紛の認識は全くない」と明言。「国会議員は疑惑を持たれた時は国会できちんと説明するのは当然」と小沢氏に限らず、国会議員の姿勢としてとるべき姿勢について、考えを示した。
さらに、岡田幹事長は「政権交代して、民主党政権が菅直人総理の下で一丸となって、国民のために頑張っていると(国民に)感じてもらえるように、1人ひとりの国会議員が自覚を持ってやっていかねばならない」と挙党体制を強調した。
(編集担当:福角忠夫)