諫早湾開拓事業の潮受け堤防排水門の開門を命じた福岡高裁判決の上告を断念した菅直人総理の判断に対し、12日開かれた民主党両院議員総会で地元の参議院議員・大久保潔重議員(長崎県)から、菅総理に対し、この判断は「当事者の声を全く無視した総理の判断だ」と厳しい声があがった。
大久保議員は「判決は確定したが、開門された時の防災は大丈夫なのか。災害が出たら、責任がとれるのか」と追求。大丈夫とのメッセージをだすべきだとした。
その上で、開門する対策協議の場に自らも参加できるよう求めた。
(編集担当:福角忠夫)