ヤマハ、バスボート専用4ストローク船外機3モデルを新発売

2010年09月13日 11:00

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ヤマハ発動機 は、クラス最軽量を達成したバスボート専用の4ストローク船外機の3モデルを開発し、「VMAX SHO」シリーズとして9月21日より発売する。

 ヤマハ発動機<7272>は、軽量・コンパクト設計の徹底により、クラス最軽量を達成したバスボート専用の4ストローク船外機「F275A」「F250F」「F225G」の3モデルを開発し、「VMAX SHO」シリーズとして発売する。

 広大な湖の多い北米では一般的なレジャーとしてはもちろん、年間を通じて数多くのトーナメントが開催されるなど競技としてのバスフィッシングが盛んで、バスフィッシング専用ボート、通称バスボートの需要も高い。同トーナメントでは、定められた時間内に広大な湖のポイントからポイントへ時速100kmを超えるスピードで移動しながら釣果を競うため、これまでは軽量で加速性能とスピード性能に優れた特性を発揮する2ストローク船外機が主流だったという。

 今回、発売される「VMAX SHO」シリーズは、バスボートに特化した4ストロークの船外機として開発。溶射技術を投入したスリーブレスシリンダーや軽量化されたトップカウリング、樹脂製ボトムカウリングを採用するなどの徹底した軽量・コンパクト設計により従来の2ストローク船外機を凌駕するクラス最軽量を達成。また同時に、可変カムシャフトタイミングやヤマハの独自技術の投入による優れた燃焼効率、卓越したスピード性能と燃費性能を実現する。さらにトップカウリングのデザインとグラフィックを一新。よりスポーティかつパワフルなイメージも追求している。

 環境対応の面では、世界で最も厳しい米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度規制値における最高基準値(スリースター)をクリアするクリーンな排気と優れた燃費性能を発揮する。

 なお、発売日は2010年9月21日、国内で年間100台の販売を予定している。