住友スリーエムは、第三者による左右からののぞき見を防止する3Mゴールドプライバシーフィルターを先行販売を開始した。
近年、情報保護のため社外でのノートパソコン利用の際にのぞき見防止フィルターの装着を義務づけることでリスクを減らす企業が増加する傾向にある。また、無線LANサービスの拡充や次世代通信サービスの開始、モバイルパソコンの高スペック化、低価格化などによりビジネスシーン以外での利用者も増え、個人利用においてものぞき見防止フィルターの必要性が問われている。
そこでのぞき見防止フィルターのトップメーカーである同社は、パソコン用のフィルターを発売。内部の特殊マイクロルーバー構造の最適化と同社独自のフィルム技術により、左右の視野角を60度に制御しながらモアレの発生を防ぐため、文字やグラフ、画像が明瞭に映し出される。カラーはこれまで同様、シックなブラックと、ゴールドのリバーシブル仕様となっているという。
同製品は、12月25日までの期間限定で運営するコンセプトショップ「3Mストア」およびオンラインショップで発売を開始。情報漏えいのリスクを低減させる商品として、ユーザーが増えると予想されている。
(編集担当:山下紗季)