健康食品などの市場調査をしているヒューマによる視力矯正と眼の健康調査の結果、4629人から回答があり、老眼の人が10代(2.9%)や20代(0.5%)の中にも存在することが分かった。
調査は昨年12月7日から今年2月2日までの間に、男性1166人、女性3463人から有効回答を得たもので、年齢別では10代が70人、20代624人、30代1508人、40代1474人、50代685人、60代以上268人で、回答者の平均年齢は40.8歳だった。
それによると、過去1年以内で罹患した眼の病気や過去に手術した眼の病気についての問いで、21.9%の人がドライアイをあげ、特にソフトコンタクトレンズを使用している人では38.6%がドライアイであることが分かった。使い捨てコンタクトレンズ(1日を除く)を使用している人も35.3%とドライアイになっている人が目立った。
また、結膜炎に罹った人は全体では9・3%だったが、使い捨てコンタクトレンズ(1日を除く)使用者では21.3%、1日使い捨てコンタクトレンズ使用者では17.1%と全体の平均値より目立った。
ヒューマでは「コンタクトレンズを使用している人に眼の症状を訴える人が多く、目の乾燥・充血・疲れが目立った」としている。また「ハードコンタクトレンズを使用している人は、他のコンタクトレンズを使用している人に比べ、眼の充血を感じる割合が高いようだ」と報告している。
(編集担当:福角やすえ)