国土交通省がまとめた昨年12月の住宅における不動産価格指数(速報)は2008年度の平均を100として、92.7となり、前年同月に比べ1.2%マイナスになった。更地・建物付き土地は91.1で同1.3%下回り、マンションは104.0で、同0.2%下回った。
こうした中、東北地方では94.7と前年同月比3.2%の上昇。特にマンションは134と前年同月に比べ18.3%上昇していた。更地・建物付き土地も93で、前年同月比は2.3%の上昇となった。
住宅の不動産価格指数は年間約30万件の住宅・マンションなどの取引価格の情報をもとに、全国、ブロック別、都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもので、2008年度の平均を100として変動を公表している。
それによると、埼玉・東京・千葉・神奈川の南関東圏での住宅総合指数は97.8と前年同月に比べ変化なし。更地・建物付き土地については96.7と前年同月より0.2%上昇した。マンションは102.4で前年同月に比べ0.4%下がった。
京都・大阪・兵庫の京阪神圏では94.5と前年同月比で3%上昇。更地・建物付き土地も93.1と前年同月比で3.2%上昇。マンションも105.9と前年同月比は2.6%上昇した。(編集担当:森高龍二)