キヤノン、EOSシリーズ用の高性能望遠ズームレンズを3月上旬に発売

2010年01月08日 11:00

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キヤノンが、3月上旬に発売を予定している、高性能望遠ズームレンズ"EF70-200mm F2.8L IS II USM"。報道やスポーツ、風景撮影に適した、高画質で耐久性にも優れた高性能なL(Luxury)レンズとなっている。

 キヤノン <7751> は6日、一眼レフカメラEOSシリーズ用交換レンズの新製品として、高性能望遠ズームレンズ”EF70-200mm F2.8L IS II USM”を3月上旬に発売すると発表した。

 同製品は、2001年9月に発売され、プロやハイアマチュアユーザーから高い支持を得た「EF70-200mm F2.8L IS USM」の後継機種として開発された大口径の望遠ズームレンズ。報道やスポーツ、風景撮影に適しており、高画質で耐久性にも優れた高性能なLレンズとなっている。

 従来製品から進化している点は、新たに蛍石1枚を採用するとともに、UDレンズ(特殊低分散ガラス)を1枚追加して5枚搭載しているところ。特殊光学材料を惜しみなく使用した光学設計を施すことにより色収差の発生を極小に抑えながら、ズーム全域において高解像で高コントラストな描写を可能にしている。

 また、高性能な手ブレ補正ユニットの採用することで、従来製品から1段向上したシャッタースピード換算で約4段分の手ブレ補正効果を実現したり、ズーム全域での最短焦点距離を従来機種の1.4mから、1.2mに短縮。さらに、防塵・防滴性能の高いボディ構造の採用と、部品連結部の構造の改良によりプロユーザーの厳しい要求に応える高い堅牢性をも実現している。
(編集担当:北尾準)