鳩山由紀夫首相は3日のメールマガジンで、雇用環境をはじめ景況の厳しさを感じており、「雇用、環境、景気を柱とした新たな経済対策を行うこととした」と第2次補正予算の性格を説明した。
また、「エコポイントやエコカーなどに加え、住宅のエコ化の重点施策を環境対策として取り入れる」とともに「雇用調整助成金の要件緩和、貧困者支援、新卒・女性支援等の追加的措置を講じる」ことを伝え、「決して(日本経済を)二番底には陥らせないぞ、との強い決意を持って、取り組んでまいります」と経済政策を前面に全力であたる決意を示した。
また、昨日の日銀総裁との会談で「政府と日銀との間に、デフレは経済成長を阻害するものであり、早期にデフレからの脱却を図ることが重要であるとの思いを共有することができたと思っている」として、経済金融情勢に適切に取り組んでいくため、適宜、首脳同士での会談を持つことにしたと報告している。
(編集担当:福角忠夫)