NEC、東北学院大学に大規模シンクライアントシステムを納入

2009年09月28日 11:00

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NECが大規模シンクライアントシステムを納入した、東北学院大学の多賀城情報処理センター。ITとネットワークを融合した先進の教育支援システムとなっており、主に工学部の教育と研究に利用される。

 NEC <6701> は24日、東北学院大学の多賀城情報処理センター、および泉情報処理センターに大規模シンクライアントシステムを納入したと発表した。

 学生数約13,000名を有する東北最大の私立大学である東北学院大学は、これまでに、土樋、多賀城、泉の各キャンパスに情報処理センターを設置し、先進的な情報処理教育を実践してきた。今回NECは、多賀城、泉の二つの情報処理センターにおいて、それぞれの教育と研究の特色にあわせたシステムを構築したいという学校側の要望に応え、大規模なシステム納入を行った。

 同システムは、最新のITとネットワーク技術を融合した先進の教育支援システムであり、運用管理負担の軽減、信頼性の向上、およびセキュリティ強化などを実現するもの。このたび納入された多賀城情報処理センターのシステムは主に工学部の教育と研究に、泉情報処理センターのシステムは主に文学部・経済学部・経営学部・法学部・教養学部の教育と研究に利用される。

 これまで様々な教育機関、企業、地方自治体などに先進のシステムを導入してきた実績を持つNECでは、今後もクライアントの業務や利用環境にあわせて、シンクライアントシステムを中核とする「クライアント統合ソリューション」を提供していく考えだ。
(編集担当:北尾準)