救急ばんそうこうはほとんどの家庭が常備

2009年09月16日 11:00

 ジョンソン・エンド・ジョンソン、コンシューマー カンパニーが9月9日の「救急の日」にちなみ、「家庭での救急対策」をテーマに、「家庭内でのキズの手当ての実態」や「お母さんの愛情と救急ばんそうこうとの関係」について調査した結果、「救急ばんそうこう」が「家に常備している救急箱の中身」で96.4%とほとんどの家庭で常備されていることがわかった。また、2位に常備されているのは体温計(95.6%)だった。

 ちなみに「やさしく救急ばんそうこうを貼ってくれそうなお母さん」でイメージする有名人については女優の松嶋菜々子さんが1位。各年代で1位を占めた。また2位に黒木瞳さんが選ばれた。20代以外でも各年代で2位になった。

 調査は、子どもを持つ女性412人(20代、30代、40代、50代の女性各103人)を対象に、8月11日、12日に実施していた。

 それによると、家庭の救急箱に常備している薬では、救急ばんそうこう、体温計に次いで、3位は頭痛薬(鎮痛剤を含む)80.8%、4位消毒薬(77.2%)、5位総合感冒薬(69.7%)、6位胃薬(68.7%)、7位目薬(68%)、8位整腸剤(腹痛解消を含む)(63.1%)になっていた。「救急薬は常備していない」という家庭は1.9%にとどまった。

 家族のケガに備え、日ごろ心がけていることでは、救急ばんそうこうを持ち歩いていたり、持たせたりしているとの回答が最も多く、57.3%。次いで、近くの病院を調べておく(43%)、3番目は救急箱の中身を確認しておく(32.5%)だった。救急処置に関する本を用意したり、インターネットで調べたページをプリントアウトするという回答も8.3%あった。

 このほか、子どもに救急ばんそうこうを貼るとき、どのようなことをしているか、では、おまじないをするが一番多く、次いで、キズの予防について話をする。3番目はキズの原因について話をするだった。
(編集担当:福角やすえ)