人間の眼に近づいたレンズ交換不要のデジタルカメラが登場

2009年08月24日 11:00

k090823_025_2

人間の眼のメカニズムに近づけ、どんなシーンでも目で見た映像を忠実に美しく再現できる「スーパーCCDハニカムEXR」と、フジノン光学式14.3倍ズームレンズを搭載したロングズームデジタルカメラ「FinePix S200EXR」

 富士フィルム(富士フィルムホールディングス <4901> )は、人間の眼のメカニズムに近づけた「スーパーCCDハニカムEXR」とフジノン光学式14.3倍ズームレンズを搭載したロングズームデジタルカメラ「FinePix S200EXR」を2009年9月5日より発売する

 「FinePix S200EXR」では、3種類(高感度・低ノイズ優先、ダイナミックレンジ優先、高解像度優先)の撮像方式をひとつのCCDで実現する「スーパーCCDハニカムEXR」と、フジノン光学式14.3倍ズームレンズの特性を最大限に生かし、スーパーマクロから超望遠まで全焦点距離で有効画素数1200万画素の美しい画質を得ることができる。

 さらに、カメラ内で主要被写体と背景に分離して画像処理を施し、背景のぼかしを強調した1枚の画像を作成できる「ぼかしコントロール」や、イルミネーションや暗いシーンでの静物撮影で威力を発揮する「連写重ね撮り」。また、シーンに合わせてフィルムを選択する感覚で本格的な色表現ができる「フィルムシミュレーション」など、撮影者のイメージを忠実に再現してくれる様々な機能も搭載している。

 広角から望遠まで撮影できるレンズ・ボディ一体型でため、レンズを購入する必要がなく出費を抑えられ、持ち運びも便利だ。また、レンズ交換によるゴミ・ほこりの侵入、CCDへの付着といった心配がないところもユーザーにとっては大きなメリットとなる。
(編集担当:北尾準)