キヤノンから8月上旬より新発売されるデジタルビデオカメラ「iVIS HF21」。内蔵フラッシュメモリーとSD/SDHCカードスロットのダブルメモリーを搭載。内蔵フラッシュメモリーだけで、最長約24時間30分の映像記録を実現している。オープン価格
キヤノン <7751> は、デジタルビデオカメラの新製品として、AVCHD規格最高レートの24Mbpsで高精細な映像を記録するハイビジョンビデオカメラ2機種「iVIS HF21」、「iVIS HF S11」を2009年8月上旬より発売する。
最近は、デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の拡大に伴い、家庭用ビデオカメラにもさらなる高画質化が求められている。また、記録メディアは大容量化に加え、小型化や耐振性に優れるフラッシュメモリーが注目。さらに、本体の小型化も進んでいるという。このような環境変化の下で同社は、他社に先駆けて内蔵フラッシュメモリーとSD/SDHCカードに記録できるダブルメモリータイプのハイビジョンビデオカメラを投入し、市場で好評を博してきた。
今回発売する2機種でも、高画質なフルハイビジョン映像での記録が可能な内蔵フラッシュメモリーとSD/SDHCカードスロットのダブルメモリーを搭載。内蔵フラッシュメモリーだけで、最長約24時間30分の映像を記録することができる。
また、光学式手ブレ補正機能としては、ワイド端でのシフトレンズの移動範囲を大幅に広げることで、歩行時の撮影などで生じる大きな手ブレを効果的に抑制する「ダイナミックモード」を採用。目で見たイメージのように夜景をきれいに撮影できる「夜景」モードも採用するなど、撮影シーンを広げるさまざまな機能を搭載している。
さらに総画素数約389万画素の「キヤノン フルHD CMOS」や、高速・高画質な処理が可能な映像エンジン「DIGIC DV 3」に加え、光学15倍ズームの「キヤノン HDビデオレンズ」、高速で高精度なピント合わせが行える「ハイスピードAF」、動いたり横や下を向いた人物も正確に顔を検出する「フェイスキャッチテクノロジー」など、先進的なデバイスや機能を採用。簡単に高画質な映像の撮影することを可能にしている。
ハイアマチュアの要望にも応える多彩な機能を備えている新製品2機種。初心者ユーザーの利便性においても高い満足度を得ることができる幅広い性能で、世代を問わず人気を集めることになりそうだ。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:宮園奈美)