次世代オフィスツールなどのサービス開始

2009年07月09日 11:00

 日商エレクトロニクスは7月8日、Googleと代理店契約を締結するとともに、開発パートナー契約を結び、Googleの次世代オフィスツール「Google Apps Premier Edition」とメールセキュリティ・コンプライアンスサービス「Google Postini Services」の国内向け販売と開発、サポートを始めた。

 「Google Apps Premier Edition」はユーザーが必要とするシステム機能を、ネットワークを通じて提供するアプリケーションサービス(SaaS)型オフィスツール。

 メール、オンライン通話・チャット、スケジュール管理、ワープロ・表計算シート・プレゼンテーションプログラム、ウェブページ作成ツール、動画共有ツールをサービスとして利用できる。

 企業はハードウエア、ソフトウエアの購入(所有)やインストール、管理が不要で、利用者が増えてもシステム増強しなくてすむ。ユーザーは数分のサービス利用料金で利用でき、最新のソフトウエアサービスが受けられる。

 Google Postini Servicesは、スパム・ウィルス対策、メールアーカイブなどのメールセキュリティ・コンプライアンスに特化したサービス。

 日商エレクトロニクスは、Googleが提供するサービスの販売のほか、IT基盤構築の実績、ノウハウをもとにオンプレミス(自社運用システム)からクラウドコンピューティングへの移行サービスやクラウドコンピューティングの評価・検証支援を行うとしている。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南)