厚生労働省医政局は「内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会」を設置し、医療安全の観点から、内服薬処方せんの記載方法に係る課題やその標準化など、今後の処方せんの在り方について検討を行う。
第1回検討会は5月25日午後5時から、厚生労働省 共用第6会議室中央合同庁舎第5号館2階で開かれる。
検討委員会の設置は記載方法等が統一されていないことに起因した処方せんの記載ミス、記載漏れ、指示受け間違い等による医療事故等が後を絶たない状況から、記載方法、記載項目の標準化を含めた処方せんの記載等に関する検討を早急に行うべきと厚生労働省・医療安全対策検討会議で「処方せんの記載方法等に関する意見」が厚生労働省医政局長あてに平成17年6月に提出され、記載方法、記載項目の標準化を含めた処方せんの記載等に関する検討を早急に行うべきとされたことを受けたもの。
内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会メンバーは、飯沼雅朗日本医師会常任理事、岩月進日本薬剤師会常務理事、江里口彰日本歯科医師会常務理事、大原信筑波大学附属病院医療情報部長、楠岡英雄国立病院機構大阪医療センター院長、隈本邦彦江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授、齋藤壽一社会保険中央総合病院名誉院長、佐相邦英電力中央研究所社会経済研究所・ヒューマンファクター研究センター上席研究員、嶋森好子慶応義塾大学看護医療学部教授、土屋文人日本病院薬剤師会常務理事、永池京子日本看護協会常任理事、花井十伍特定非営利活動法人ネットワーク医療と人権理事、伴信太郎名古屋大学医学部附属病院総合診療部教授、森山寛東京慈恵会医科大学附属病院長、望月正隆東京理科大学薬学部薬学科教授。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南)