定額給付金の給付が始まっているが、マクロミルが行った定額給付金の使い道調査では「外食に使う」が3割弱、「生活費の補填」と「旅行」が2割強という結果になった。
調査は20歳から59歳のマクロミルモニター会員を対象に定額給付金の使い道に関する調査を4月1日から2日に実施。1032人から有効回答を得た。
定額給付金の使い道では、外食28%、普段の生活費の補填22・1%、旅行21・7%、家庭内でのグルメ・食費14・5%、遊園地やテーマパークなどレジャー13・7%、衣料・ファッション13・3%、家電製品12・2%、娯楽11・9%、子供用品・教育費9・7%、趣味用品9・6%、書籍・CD・DVDなどの購入9・5%、ETC車・カーナビなどの搭載3・2%、自分磨き3・2%、インテリア・家具・寝具2・8%と何かを購入すると答えた人が多かった一方で、全額預金11・0%、ローン返済4・4%もあった。また「受け取らない」は0・3%だった。
外食と答えた人のうち、「焼肉」55%、「寿司」50・5%と2人に1人が焼肉か寿司を食べに行きたいと答えていた。また旅行は6割以上が国内での温泉旅行。レジャーでは、東京ディズニーリゾート、ドライブ、遊園地・テーマパークが上位を占めた。また家電製品の購入では、薄型テレビ、ゲームソフト、デジタルカメラ、ブルーレイレコーダーが上位を占めていた。
既婚者では使い道の決め方を「家族で話し合う」(48・4%)というものがトップ、次いで「各自に分配」24・7%だった。また「妻主導」が21・5%に対して「夫主導」は4・3%だった。
定額給付金で「プチ贅沢」をしたいと思うかでは、「思う」が54・2%、「思わない」が45・8%だった。