Hondaの米国現地法人アメリカン・ホンダモーターはニューヨーク国際自動車ショーで、新型燃料電池車「FCXクラリティ」が「2009 World Green Car」を受賞した、と発表した。
「FCXクラリティ」は走行中にCO2を全く排出しない。Hondaが独自で開発した燃料電池スタック「V Flow FCスタック」が核となっている。
同社は「クリーン性能だけでなく、燃料電池車だからこそできるデザイン、パッケージ、そして異次元のドライブフィールを実現した。クルマとしての新しい価値と魅力を提供したい」と話している。日米合わせ、3年間で200台の販売を目指す。
「2009 World Green Car」は、世界25ヵ国59人の審査員で、排ガス性能、燃費、先進のパワープラント技術、自動車の環境負荷に対する配慮などを考慮して選出。今回は、全世界から22車種がエントリーされていた。