離島や山間僻地に住んでいるため薬局などが近くにないなど、薬局・店舗等で医薬品を購入することが困難な人への対応やインターネットなどで買えなくなる一般用医薬品（改正薬事法の６月施行に伴い、省令で、通販での販売は副作用リスクの低い第３類医薬品のみとされ、現在、ネットなどで流通している１類、２類の医薬品は扱えなくなるという状況）について、安全性の確保と消費者への便宜をどう果たしていくのかなどを再審議している厚生労働省・医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会の第３回会合が３月３１日午後４時から都内の中央合同庁舎５号館（厚生労働省専用第２２会議室）で開かれる。
第１回、第２回会合ともに、ネット販売について第３類医薬品のみを認めるとした厚生労働省令に反対、賛成の業界代表や消費者らが、それぞれの思いを提示している状態が続いている。
検討会を傍聴したいという人は３月２５日午後６時までに、ＦＡＸで、用紙に「第３回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会傍聴希望」と標記し、住所、氏名、職業（所属）、連絡先電話番号及びＦＡＸ番号を書いて、厚生労働省医薬食品局総務課（ＦＡＸ０３・３５９１・９０４４）へ申し込むこと。応募多数の場合は抽選になる。
