パナホーム株式会社は、国土交通省が推進する「エコシップマーク制度」において、平成20年度 第1回「エコシップ・モーダルシフト 優良事業者」の認定を受け、2月4日、東京都内で表彰式が行われた。今回の認定は、住宅業界およびパナソニックグループで初めてとなる。
「エコシップマーク制度」は、一般貨物輸送において、荷主企業と物流事業者、海運事業者が一体となり、環境負荷が少なく、省エネ・CO2排出量の削減効果の高い海上貨物輸送によるモーダルシフトを推進することを目的とした制度。国土交通省海事局主催の選定委員会が優良事業者を認定することで、広くモーダルシフトを促進し、優良事業者には「エコシップマーク」の使用が認められている。同社では、今後、梱包材・輸送機器をはじめ、ホームページ・広告等で当マークを表示し、環境にやさしい企業としてイメージアップを図っていく考えだ。
同社は、CO2排出量と輸送コストの削減を図るため、2007年8月から、湖東物流センター(滋賀県東近江市)と九州中継センター(福岡県三井郡大刀洗町)における、全ての住宅部材の輸送について、陸路から海路へモーダルシフトを実施。大阪南港~北九州門司港間は、海路フェリーにて、住宅部材を積載したシャーシ付コンテナを移送する方式をとる。これにより、2008年度は、CO2排出量を年間 約887t(約55%)、輸送コストを年間 約12.6%削減できる見込みである。
詳しくは、同社ホームページhttp://www.panahome.jp/release/177_frm.htmで。