「労働時間40%減少、給与も40%減少」の案に50代は賛成ゼロなのに対し、20代は14%が賛成し、ワークシェアリングに理解を示していることがわかった。
これはネットエイジアが1月23日~1月27日に20歳から59歳の全国のケータイユーザーを対象に行ったもので、543人の有効回答があった。
それによると、回答者全体では「労働時間40%減少、給与も40%減少」の案に賛成は8・1%、「反対」は45・5%あった。年代別では、賛成は20代14・0%、30代6・4%、40代7・9%、50代は0%と20代は他の年代よりも高かった。反対は20代38・3%、30代45・1%、40代50・6%、50代44%で、残りは「どちらとも言えない」だった。
「ワークシェアリング」という言葉の認知では、86・7%が知っていると回答。その内訳は、「詳しく意味を説明できる」13・4%、「大体の意味は知っている」41・6%、「言葉を聞いたことがある程度」31・7%だった。
ワークシェアリング制度の導入については、「賛成」14・7%、「やや賛成」36・3%と51・0%が「賛成」だった。性別では男性の56.6%が賛成であったのに対し、女性では11.4ポイント低い45・2%に留まり、男女の差が明らかに出た。
日本で「ワークシェアリング制度が根付くか」では、「根付くと思う」5・9%、「やや根付く」29・3%と35・2%が「根付くと思う」と回答。一方で「あまり根付かないと思う」は58・4%、「まったく根付かないと思う」6・4%と64・8%が「根付かないと思う」と回答した。