悩みの相談は誰にしますか・・

2008年08月01日 11:00

 男性の約2人に1人(47%)は悩みの相談を妻にするのに、女性の場合、夫に相談するのは3人に1人(33・8%)と、女性の方が相談相手が分散していることが分かった。しかし、男女ともに、悩みの相談相手は配偶者との回答がトップで、調査したリーブ21では「夫は妻を、妻は夫を、という夫婦の絆、家族の絆の窺える結果になり、ホッとしています。妻に癒される男性が31%あったのに、夫に癒される女性は20%に留まっており、男性の方が悩みや癒しをパートナーに求める傾向にある」と分析。企業戦士で働く男性が家庭では妻に甘えたいという日本独特の文化が垣間見える内容ともいえそう。

 調査によると、男性が悩みを相談するのは、妻が47%。友人が12・5%、母8・6%、恋人5・5%、父2・6%、兄弟2・5%、同僚1・2%と、約半数が妻に相談すると回答。

 また女性の場合も、33・8%が夫と回答。次いで母21・5%、友人15・1%、兄弟6・8%、恋人5・8%、娘3・6%、息子1・6%など、3人に1人が夫に相談していた。一方で、女性は娘に相談するが3・6%、息子に相談するが1・6%あったのに対し、男性では娘に相談と回答したのは0・7%に留まり、10位以内に息子という回答はなかった。

 家族の中で一番癒されるのは誰かの問に、「いない」と回答した男性が1割以上あったが、トップは妻の31・2%、次いで娘14・3%、母10・1%、息子9・3%、ペット8・0%、兄弟と父が共に2・6%、祖母、孫と続いた。女性は夫との回答が19・6%と男性より低く、女性は娘や息子、ペット、母、兄弟、父、孫、祖母と続いた。また「いない」も5・3%あった。

 調査は毛髪クリニック リーブ21が「現代人の家族観」に関するアンケートの中で癒しや悩みについて、2月29日から4月4日まで、インターネットで実施。男性1067人、女性1097人から有効回答を得た。回答者の年齢は0歳~10代31人、20代535人、30代818人、40代458人、50代248人、60代以上74人だった。