国土交通省がまとめた主要旅行業者の旅行取り扱い状況3月分の速報値が5月20日、発表された。
それによると、取扱額は海外旅行が2226億4141万8000円と前年同月比で3・7%ダウン。外国人旅行も45億7643万2000円と同2・5%減少した。こうした中、国内旅行は3398億1611万7000円で同0・9%増になっていた。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行)での取扱額は海外旅行が654億494万4000円で前年同月比で3・4%減少していたのに対し、外国人旅行は30億8454万4000円と同24・2%の増加、国内旅行も976億5220万6000円と同1%ながら増えていた。
旅行業者では「海外旅行は団体旅行や企画旅行が好調だった」とし、方面別では台湾、韓国、欧州などをあげていた。国内旅行は企画旅行が好調で、外国人旅行も引き続き好調に推移しているという。