スギ花粉の飛散は最終地域の北海道で５月上旬には終息する、ヒノキ科花粉も標高の高い山間部を除き、５月上旬ころまでに関東甲信越、東北地方でも終息する、との見込みを環境省が発表した。
同省によると、スギ花粉の飛散終息について、九州四国地方は終息しており、中国、近畿、北陸、東海地方ではまもなく終息、関東甲信、東北地方は４月末、北海道地方は５月上旬には終息する見込みとしている。
ヒノキ科花粉については、九州、四国、北陸地方を除いて全国的にまだやや多い状態で飛散が続いているもののピークを越えており、飛散終息については、標高の高い山間部を除き、東海、北陸地方以西では４月末、関東甲信、東北地方では５月上旬頃までに終息する見込みという。
ただ、「スギ・ヒノキ科の花粉飛散が終息しても、既にイネ科花粉が若干量ではあるが飛散し始めており、花粉症の症状が続く場合には、イネ科花粉症など他の花粉症やその他のアレルギー疾患を合併していることがあるため、症状が強い場合には、医療機関に相談することが望まれる」と注意を促がしている。
