自民党の安倍晋三総裁は自民圧勝に「緊張感を持ちながら(公約を)ふとつひとつ実現していきたい」とし、特に、デフレ対策など経済再生を急ぐ考えを示した。また、日米関係重視の姿勢から初の訪問先はアメリカとし調整に入りたいとした。
また、自公連立政権へ向けた党首会談などの準備に入った。参議院対策では「法案毎に、理念・政策が一致するところと協力していく」とした。
安倍総裁は自民が衆議院で294議席を獲得。連立を組む公明党の31議席をあわせ325議席と参議院で否決された法案も再可決できる多数勢力になったが「できるかぎり、再可決でなく、参議院で多数を形成できる努力をしていきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)