協和発酵工業株式会社はヤンセンファーマ株式会社と共同販売していたヤンセン社の「デュロテップ(R)パッチ」の共同販売を3月31日で終了する。
「デュロテップ(R)パッチ」は鎮痛薬「フェンタニル」を、米国アルザ社が開発した薬物送達技術(DDS)を用いて経皮吸収型の持続性貼付製剤としたもので、日本ではヤンセンファーマ(当時ヤンセン協和)と協和発酵の共同開発で、2001年10月に経皮吸収型持続性がん疼痛治療剤として承認を取得。2002年3月から製造販売元のヤンセンファーマと協和発酵が、共同販売を行ってきた。
今回、ヤンセンファーマが単独での販売を希望し、共同販売の解消に至った。4月からは販売・情報提供活動は、ヤンセンファーマ独自で行う。