全国の市町村数は11月1日には1785に

2008年02月15日 11:00

 鹿児島県大口市と菱刈町で伊佐市設立
 総務省が1月30日告示

 行政の効率化、スリム化、財政改革などを目的に市町村の廃置分合が行われている。総務省が1月30日告示した廃置分合により、今年11月1日には全国の市町村数は1785となり、平成11年(3月31日、3232市町村)に比べ1447市町村削減されたことになる。
 1月30日に官報告示されたのは静岡県榛原郡川根町を廃し、島田市に編入(4月1日)、熊本県下益城郡富合町(しもましきぐんとみあいまち)を廃し、熊本市に編入(10月6日)、鹿児島県大口市と伊佐郡菱刈町(いさぐんひしかりちょう)を廃し、伊佐市を設置(11月1日)するというもの。
 今年は、このほか、すでに配置分合する市町村として、山口県美祢市、美東町、秋芳町が3月21日に美祢市として一本化、新潟県村上市、荒川町、神林村、朝日村、山北町が4月1日に村上市に一本化、福島県福島市と飯野町が福島市になることが告示されている。