観光庁は16日、今年4月から6月期の「インバウンド消費動向調査」の結果概要を発表した。それによると、訪日外国人旅行消費額は2兆5250億円で前年同期に比べ18%の大幅な伸びになった。
消費額が最も多かったのは「中国」で5160億円。全体の20.4%を占めた。次いで米国の3566億円、全体の14.1%だった。3位は台湾で2915億円(全体の11.5%)4位は韓国の2312億円(同9.2%)5位は香港で1358億円(同5.4%)6位はオーストラリアで997億円(同3.9%)7位はタイで708億円(同2.8%)次いでイギリス、カナダ、ベトナム、シンガポール、フランス、ドイツと続いた。
費目別では消費額の38.5%が宿泊費。次いで買物代 (26.2%)、飲食費(21.0%)の順になっていた。一人当たりの旅行支出は推計で23万9000円となり、英国が44万4000円で最も多く、次いでイタリア(39万8000円)ドイツ(39万6000円)。買い物代は中国が1人あたり9万7162円で最も高くなっていた。次いでロシアで8万4482円だった。(編集担当:森高龍二)