ユニー、第2四半期連結で減収、通期での予想も下方修正

2012年10月04日 11:00

 総合スーパー大手のユニー<8270>は2日、平成25年2月期第2四半期のグループ連結決算を発表した。営業収益は5,132億24百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益207億92百万円(前年同期比10.7%減)、経常損益201億77百万円(前年同期比10.7%減)となり、四半期純利益は260億66百万円となっている。

 消費者の低価格・節約志向が続く中、価格競争が激化し、小売業界各社は厳しい環境におかれている。そんな中、同社は、連結子会社であるサークルKサンクスを公開買い付けにより完全子会社化するなど、グループ内のシナジーを高め、企業価値の向上を図ろうとしている。

 第2四半期においては、中核事業でもある総合小売事業の収益ダウンの他、コンビニエンスストア事業の再編により自営店売上高が減少したことが、連結での営業収益の減少に繋がったようだ。

 尚、通期での見通しも、下半期も厳しい状況が続くと予測し、収益・利益共に下方修正している。