製造販売権4月1日から長生堂製薬株式会社が継承で合意
長生堂製薬株式会社(本社・徳島市)とアステラス製薬株式会社(本社・東京都)は
アステラス製薬が製造販売している医療用医薬品の冠循環改善剤「アンギナール(R)」(一般名:ジピリダモール)と腸内細菌叢改善剤「エントモール(R)散」、非ピリン系 解熱・鎮痛剤「ピリナジン(R)末」(一般名:アセトアミノフェン)の製造販売権を4月1日から長生堂製薬株式会社に継承することで合意した。
また販売と医療機関への情報提供、収集活動は長生堂製薬株式会社の販売子会社・長生薬品株式会社が4月1日から行う。
長生堂製薬株式会社は明治27年に美馬友三郎が個人営業にて創業し、四国、九州地区を基盤として薬局、薬店の直販を主力に営業を開始したのが前身。その後、企業整備令により徳島県薬業者のすべてを統合し、徳島県製薬株式会社に合併。昭和21年11月に徳島県製薬株式会社の製薬企業を引き継ぎ、昭和22年に現在の長生堂製薬株式会社となる。医薬品製造承認数約270品目(平成17年4月現在)。
アステラス製薬株式会社は大正12年に設立。資本金1030億円。医薬品の製造・販売・輸入を業にしている。