4月1日に株の過半数を取得で合意【日本たばこ産業】
日本たばこ産業株式会社(JT)は4月1日に富士食品工業株式会社の発行済み株式総数の過半数を取得し、富士食品工業を連結子会社にする。
資本面、業務面での提携に両社が合意したもので、提携により、「原料の調達、製造、販売における両社の経営資源を相互補完的に活用し、調味料事業の基盤強化と両社共同での商品開発、販路開拓を図り、総合食品メーカーとして競争優位性を確立させていきたい」(JT)意向だ。
富士食品工業は首都圏を中心に国内外6箇所に製造拠点を有しており、1952年に国産初の固形コンソメスープを市場に提供した企業としても知られ、「食のパイオニア的な存在」(JT)になっている。JTでは「当社調味料事業の中核企業のひとつとして位置づける」としている。