中国の新華社通信は日本の防衛省が来年度予算で「既存の軍事力を強化し、島を巡る作戦能力を高めるよう求めた」と報じた。来年度予算の概算要求で尖閣諸島周辺など日本の領海警備強化への動きを警戒する内容になっている。
特に、警戒監視能力強化のために護衛艦(5000トン型)や潜水艦(2900トン型)の建造、現行の固定翼哨戒機能力を上回る哨戒機の導入などを紹介し、「既存の武器をアップグレードするほかに、九州のレーザー設備に対するアップグレードも開始されているが、これには中国をけん制する狙いがある」と伝えている。(編集担当:森高龍二)