マツダ<7261>は、新型『マツダ アクセラ』の予約販売を開始した。なお、発売は11月21日のガソリン車およびハイブリッド車より、順次開始する。
新型『アクセラ』は、「CX-5」、「アテンザ」に引き続き、マツダの新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」と新デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した第3弾のモデル。
『アクセラ』は、2003年の初代モデル発売から2代に渡り、エモーショナルなデザイン、レスポンスの良い楽しい走り、高いクラフトマンシップや優れた環境・安全性能など、常に時代やユーザーの期待を超える新しい価値を提供してきた。
その結果、発売から約10年の間、世界120カ国で、370万台以上が販売され、マツダの総販売台数の3割を超える基幹車種に成長している。
3代目となる新型『アクセラ』には、「SKYACTIV技術」の他、フラッグシップの「アテンザ」に採用した先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を採用。マツダの持つ最新の技術を織り込んでいる。
また、従来のガソリンエンジンに加え、ディーゼルエンジン、ハイブリッドシステムの3種類のパワートレインを国内市場に導入する。これは日本車メーカーとしては初めてのことである。同社はこれによってユーザーの多様化するニーズに、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」をもって応えるとしている。
さらに、新型『アクセラ』には独自の新カーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT(マツダ コネクト)」が初搭載されている。スマートフォンやタブレット端末の普及によりインターネットへの常時接続が日常化している現在、クルマの中においても、様々な情報の取得と発信が可能になっている。しかし、この情報量の飛躍的な増加は、運転への集中や安全性を損なうリスクがあるとマツダは考えている。そこで「MAZDA CONNECT」は、独自の「Heads-Up Cockpit(ヘッズアップ コックピット)」コンセプトに基づき、走行安全性を最優先しながら、クルマを介して人と世界をつなげることで、豊かなカーライフを提供するとしている。価格は171万1500円から、298万2000円、月間販売計画は3000台。(編集担当:久保田雄城)