TOYOTA／GAZOO Racingブースのオシャレな掃除チームは「waku-doki girls」だ。
モーターショーというイベントで展示車両のほかに華を添える存在として、女性モデルやコンパニオンの存在がある。1月10日に千葉・幕張メッセで開幕した「東京オートサロン2014 with NAPAC」は、その女性モデルやコンパニオンが、他のモーターショーよりも大勢出演することで有名なイベントだ。コンセプトカーや新型車ではなく、彼女たちの写真だけを撮影することを目的にして、同イベントに来場するファンも多い。
各社ブースを飾るメインとなる車種の隣でポーズを決めてカメラマンに微笑むのが、コンパニオンのお仕事で、ほぼすべてのメーカーがそんなスタイルでショーを構成している。
ところがTOYOTA／GAZOO Racingのブースにはコンパニオンの姿は無い。その代わりレーシングチームの長身レースクイーンが華を添える。
今回のTOYOTA／GAZOO Racingブースでは、黒いジャンプスーツに赤いインナー姿の小柄な女性数名が、ダスターやモップで展示車両や周辺の掃除をしていて、「なかなかオシャレな掃除屋さんだな」と、筆者はその演出に感心していた。
が、会場のBGMがダンスミュージックに変わると彼女たちが、その場でダンスを始めたではないか！ そのキレがあるダンスはひどくカッコよく、最後はステージ上に集結して会場の雰囲気が盛り上がる。
聞けば、GAZOO Racing「waku-doki girls」というダンスチームだという。レースクイーンとは別に、こうしたチームがイベントを盛り上げる、東京モーターショーのトヨタブースなどと比較にならない楽しい演出に脱帽させられた。この様子はGAZOO Racingの公式サイトにも写真がアップされている。（編集担当：吉田恒）
