政府の月例経済報告などに関する関係閣僚会議は28日、8月の日本経済について「景気はこのところ一部に弱い動きがみられるものの、復興需要などを背景として、緩やかに回復しつつある」とした。
先行きについても「当面、世界経済減速の影響を受けるものの、復興需要などを背景に景気回復の動きが続くと期待される」とした。
一方、景気のリスク要因として(1)欧州政府債務危機をめぐる不確実性が依然として高く、世界景気の下振れ、金融資本市場の変動が日本の景気を下押しするリスクをあげたほか、(2)電力供給の制約(3)デフレの影響などがあるとした。(編集担当:森高龍二)