1993年8月に当時の河野洋平官房長官が従軍慰安婦問題に対し「本人たちの意思に反して集められた事例が多くあった」「官憲等が直接これに荷担したことも明らかになった」などの談話を発表し謝罪した「河野談話」について、朝鮮日報は橋本徹大阪市長が「証拠に基づかない内容で最悪。談話はあくまで談話にすぎないと批判した」と25日、報じた。
24日の記者会見での内容とし、橋下大阪市長について朝鮮日報は「日本の次世代の指導者と注目される橋下徹・大阪市長が旧日本軍の従軍慰安婦について否定的な発言を繰り返している」と報道。橋下市長が「慰安婦問題を解決しなければ日韓関係は成熟しないと主張した」とも報じた。
解決がどのような内容になるのかは別にして、李明博大統領の竹島上陸の背景にもなっているという従軍慰安婦問題が日韓両国の間に存在していることは否定できず、慰安婦問題を解決しなければ日韓関係は成熟しないとする主張は的を射たものとみるむきもある。(編集担当:森高龍二)