民主党の大畠章宏幹事長は安倍晋三総理や自民党の石破茂幹事長が海外遊説先で憲法問題に直接かかわる集団的自衛権行使について理解を求める動きをしていることに「外遊先で集団的自衛権の行使に関し理解を求めていくとして、先ず、海外に行って理解を求めるのはおかしい。日本国民に対する説明が必要ではないか」と政府の対応を強く批判した。
大畠幹事長は政府が閣議決定後に国会で議論するという方針についても「順序が逆」とけん制した。
大畠幹事長は「われわれは街頭で立憲主義など現行憲法の基本理念、憲法を改正する場合には立憲主義に基づき行うべきだということを訴えていく」と世論を喚起していく考えを示した。
民主党は憲法記念日の3日、都内で海江田万里代表らが街頭宣伝を展開することにしている。(編集担当:森高龍二)