世界の指導者の広島・長崎訪問 歓迎と菅長官

2014年05月14日 19:11

 菅義偉官房長官は14日の記者会見で集団的自衛権の行使に関して「あす(15日)政府としての基本的な方向性を安倍総理が示すことになっているので、与党(自公)のみなさん、丁寧に検討してほしいということ」と述べた。

 また「与党のみなさんの理解を得ることが最優先」とし「色んな議論をして頂きたいと思う」と述べた。

 また、記者会見でオバマ大統領など世界の指導者が広島、長崎といった被爆地を訪問することについて、菅官房長官は「訪問頂き、核の被害の実情に直接触れて頂くことは極めて重要だと思っている」と述べ、「核軍縮や核不拡散の機運を高めるうえでも有意義だ」と訪問が実現すれば歓迎する考えを示した。

 菅官房長官は「オバマ大統領は特に核のない世界を掲げており、我が国もこれを共有している」とし、最終的には米国政府の判断なので(もし訪問頂けるようになるのであれば)歓迎したい」とした。(編集担当:森高龍二)