民主党の海江田万里代表は自民党など与党が党首討論を６月１１日に行う方向で調整に入っていることに対する受け止めを１２日に記者団から聞かれ「私どもは予算委員会の集中審議と党首討論を与党に対して要求してきた。与党の答えが６月１１日ということだと思うが、国会会期末が６月２２日なので、遅いなという感じだ」とできるだけ早期の開催を期待した。
海江田代表はその理由のひとつに「今週にも安保法制懇が集団的自衛権の行使に関する考え方の取りまとめを行い、それに対する政府の方針も決まるわけだから」と語った。
海江田代表としては後半国会の最重要案件になる集団的自衛権をめぐる問題を、党首討論を早くやることで明らかにし、政府の解釈改憲への問題などを含め党首討論で鮮明にしていくことで議論を深めるとともに、国民に分かりやすく提起していきたい意向。（編集担当：森高龍二）
