国内で僅かに25台だけの限定車、「マツダ・ロードスター25周年記念車」の商談スタート

2014年05月22日 08:11

25th_Roadstar

アテンザやCX-5でお馴染みのボディカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」の限定車、インテリアはオフホワイトの本革シートがポイントだ。価格は325.0万円。国内25台の限定車である

 今年2月に、マツダ・ロードスターが25年目の誕生日を迎えた。35カ国を超える国で100万台近いロードスターが走っている。

 今年4月のニューヨーク国際自動車ショーで「Mazda MX-5 Miata 25th Anniversary Edition」が公開され、その国内仕様となる特別仕様車「マツダ・ロードスター25周年記念車」の商談予約が5月27日20時から始まる。記念限定車の国内販売台数は僅かに25台。価格は、消費税込みで325.0万円だ。

 購入はインターネットWeb専用ページからの商談予約方式で、先着順に商談予約を受付し、25台成約完了時点で終了となる。なお、店頭での直接商談は受け付けていない。
紙のリアルカタログは無く、スペックなどもすべてWebページでの確認としている。


 ロードスター25周年記念車は、電動ルーフを採用した「パワーリトラクタブルハードトップの6速マニュアル(MT)車をベースに、マツダの最近のコーポレートカラーともいえるソウルレッドプレミアムメタリックのボディカラーが与えられた。加えて外装には、ブリリアントブラックで塗装したルーフ、フロントピラーカラー、ドアミラーを採用する。インテリアはオフホワイトのレザーシートおよびドアトリム、手塗り仕上げのインテリア装飾パネルを施し、随所に限定車ならではのこだわりを織り込んでいる。

 また、メカニカルな側面でも限定車はベストバランスを追求。ピストン、コネクションロッド、フライホイールなど、エンジンの回転系部品を厳選し、レスポンス、伸び、吹き上がり、音質を追求したという。まさにライトウエイトスポーツとして性能を磨きあげ、進化させた。

 さらに、所有する楽しみをより大きく、世界中のオーナー同士の絆を感じられるようにグローバルに統一した仕様とし、生産順にシリアルナンバーを打刻する。

 そのほかの特別装備は、シートヒーター(温度5段調整機能付)、フロントコンビネーションランプベゼル(ブラック)、専用シートバックガーニッシュ(ブリリアントブラック塗装)、205/45R17タイヤ&17インチアルミホイール(ダークガンメタリック塗装)、専用オーナメント(25th Anniversaryエンブレム、シリアルナンバー付)、専用ステンレススカッフプレート(25th Anniversaryロゴ付)、インパネデコレーションパネル(手塗りレッド加飾)ステアリング本革巻、シフトブーツ、パーキングブレーキレバー、アームレスト(レッドステッチ)、サテンクローム仕上げのメーターリング、エアコンベゼルリング、インナードアハンドルなどとなる。

 現行マツダ・ロードスターは3代目(NC系)で、来年にもフルモデルチェンジが予定されている。次期モデルは徹底したダイエットと1.5リッターNAエンジンを搭載するライトウエイト2座スポーツに回帰すると言われている。今回の限定車は2リッターモデル最後の限定車となる。気になる方は、早めのアプローチを……。(編集担当:吉田恒)