厚生労働省が今年5月分でまとめたところによると生活保護世帯数は160万3093世帯、生活保護人数は215万9852人になった。生活保護世帯は過去最多を更新した。厚生労働省によると、5月の生活保護廃止世帯数は1万6931世帯、保護開始世帯数は1万9738世帯になっていた。
世帯別にみると、65歳以上の高齢者世帯が75万1363世帯で全体の46.9%を占め、最も多かった。次いで、働くことができる世代を含むその他の世帯が28万3371世帯と18%を占めた。次いで傷病者世帯26万9249世帯、障害者世帯18万3418世帯、母子世帯10万7872世帯になっていた。
前月に比べ高齢者世帯が1993世帯増加。母子世帯も197世帯増えていた。その他の世帯も122世帯増えた。高齢者世帯の増加傾向は年金だけでは生活が苦しい高齢者の増加をうかがわせており、今後も増える傾向にあるようだ。(編集担当:森高龍二)