沖縄・普天間飛行場の代替施設を名護市辺野古に建設する準備へ、14日、辺野古・キャンプシュワブ沿岸海上に施工区域を明示するブイの設置が始まった。移設作業に伴う立ち入り禁止区域を示すもの。
辺野古への代替施設建設については、反対している人らが阻止活動を続けており、ブイの内側に入れば日米地位協定に伴う刑事特別法を適用して排除していく構え。
防衛省・沖縄防衛局は秋までに海底ボーリング調査を済ませ、実地設計に進むとともに、今年度に埋め立て工事にかかれるようにしたい意向。
地元の強い反対がある中、代替施設建設への準備を急ぐ政府の姿勢に、反対派から11月の沖縄知事選までに埋め立ての既成事実化を狙っているとの見方も出ている。(編集担当:森高龍二)