安倍晋三総理は3日、第2次安倍内閣の改造を実施した。麻生太郎副総理・財務・金融デフレ脱却担当大臣や下村博文文部科学大臣(東京オリンピック・パラリンピック担当大臣兼務)、岸田文雄外務大臣、太田昭宏国土交通大臣、甘利明経済再生担当大臣、菅義偉内閣官房長官(沖縄基地負担軽減担当大臣兼務)らを再任する一方、女性5人を大臣に起用するなど、女性が輝く社会づくりと経済重点、実務・実践を印象付ける組閣になった。
注目された安保法制担当大臣には江渡聡徳防衛大臣を兼務させた。石破茂・前自民党幹事長は安倍内閣の進める柱のひとつ、地方創生担当大臣に就いた。
また、復興大臣に竹下恒元財務副大臣、厚生労働大臣に塩崎恭久元内閣官房長官、農林水産大臣に西川公也元経済産業大臣政務官、環境大臣・原子力防災担当大臣に望月義夫環境大臣政務官、沖縄北方・科学技術担当大臣に山口俊一元財務副大臣を起用した。
一方、5人の女性が総務大臣(高市早苗前自民政調会長)、法務大臣(松島みどり前啓経済産業副大臣)、経済産業大臣・産業競争力・原子力経済被害担当・原子力損害賠償担当・廃炉等支援機構(小渕優子元少子化対策担当大臣)、国家公安委員長兼拉致問題担当大臣(山谷えり子前自民政調会長代理)、女性活躍・行政改革・少子化対策担当大臣(有村治子元文部科学大臣政務官)のポストに起用された。(編集担当:森高龍二)